バランス良いSUVアウトランダー

アウトランダーは三菱のSUVのなかでもとくに人気の車種になっています。ボディサイズはエクストレイルやフォレスターより一回り大きく、ハリアーやムラーノよりは小さいという調度良いサイズになっています。気になるエンジンですが、搭載されるエンジンは24リッターになっていますので、高速道路などでも問題のないスペックになっています。デザインに関してもオシャレにまとまっており、8年前の車には思えないような見た目になっています。さらにアウトランダーで注目されているのが、オーディオのレベルの高さです。
自動車業界最大ともいわれる650Wの出力になっているほか、ドア部分をデッドニングしていたり、スピーカー取り付け部の板厚を上げたりするなどの工夫もなされています。そしてアウトランダーの実際の走りの魅力になっているのが4WDの精度でしょう。例えばアクセル戻した時の駆動力配分ですが、15%分だけ後輪にもエンジンブレーキ掛かるようになっており、滑りやすいアイスバーンなどでも安定した走りを見せてくれます。実際に運転する際の感触ですが、低速域でのトルク感、そして三菱独自のINVECS-IIIのCVTが組み合わされ滑らかな走りを実現しています。
またアウトランダーにはさまざまなグレードがあり、ベースグレードのM、上級グレードのGにわかれています。ちなみにオプションで折り畳み式の3列シートの装着車を選びことができるようになっていますので、中古車などではそれらの違いに注意して選ぶと良いでしょう。またMとGのグレード間の違いですが、GにはステアリングのオーディオリモコンやCVTのパドルシフト、ディスチャージヘッドライトなどが採用されています。また三菱車に共通しているのがCFC(カスタマー・フリー・チョイス)と言われるもので、外観や内装、装備などの仕様をユーザーが自由自在に選べるというものです。残念ながら今回のアウトランダーではこれが採用されませんでしたが、これも効率化などにつながっていると考えることができます。
中古車ではなかなかすべてが自分にあったものを選ぶのは難しいかもしれませんが、アウトランダーは中古車で市場に出ている数がそこそこありますのでよく探してみると良いでしょう。SUVにはさまざまな種類があり、三菱からもいくつか車種がでていますが、そのなかでもアウトランダーはバランス良いと評判になっていますので、中古車で探してみるのも良いでしょう。