新型ミラージュの特徴

その操作性やスペックなどで注目されているのが三菱新型ミラージュです。具体的なスペックですが、1リッター3気筒エンジンは、出力69馬力で最大トルク8.8kgmとなっており燃費に関しても27.2km/Lと軽自動車に優っても劣らないものになっています。乗り心地やハンドリング、エンジン騒音、タイヤ騒音などは軽自動車のハイスペックモデルである軽自動車ターボには及ばないものの、かなり対抗できるモデルとなっています。車重はミラージュが870kgになっており、ワゴンRに代表される軽自動車ターボとほぼ同じ重さになっている点にも注目できるでしょう。ターボ車にはトルクは負けるものの、エンジン出力そのものが高い分、十分に対抗できますし場面によってはそれ以上の走りを見せてくれます。
この新型ミラージュの魅力となっているのは価格面でも魅力でしょう。中間グレードは新車でも118万8千円となっていたりと、新型ワゴンRやムーヴなどよりも安い金額になっています。また軽自動車は維持費が安いことでも有名ですが、新型ミラージュは取得税も登録時の重量税も免税になっており、軽自動車と十分に渡り合える車種になっています。この新型ミラージュはこのようなスペックはもちろんのこと、外見などデザインでも注目されています。レモネードイエローメタリック、ポップグリーンメタリック、カシスパープルメタリックの新色3色を含む全8色が特徴的で、オシャレな外見になっています。コストパフォーマンスの高さでは軽自動車という頭がありましたが、最近では軽自動車でもハイスペックのものが増えてきており、新車では120万円以上するものも珍しくなくなってきています。
たしかに税金面や維持費などで軽自動車にはメリットがありますが、車体価格が高いのではあまり意味もなくなってきてしまいます。そのようなマーケットでうまくニーズを掴んだのがこの新型ミラージュだといえるでしょう。良質なスペックはそのままにコストパフォーマンスの向上を目指しています。まだ出たばかりで中古車市場では車も多くはありませんが、これから中古車市場でもかなり軽自動車人気を脅かすものになることは間違いないでしょう。最近ではコンパクトカーのブームなどでさまざまなメーカーが参入していますが、新型ミラージュは三菱を代表するともいえる名車であることは間違いありません。新車はもちろんですが、価格的にこれから安くなるであろう中古車にも注目が集まっています。